2010年6月8日火曜日

小さなお店のIT化

通りを歩いていると、いくつもの商店を目にする。
コンビニエンスストア、ガソリンスタンド、カメラショップ、ラーメン店、呉服店、薬局、100円ショップ、書店、喫茶店...
数え上げればきりがない。

繁盛して行列が出来ているお店、やっているのか休みなのか分からない様なお店、きれいなお店、特徴のあるお店、本当に様々だ。

平成21年版名古屋市統計年鑑によると、卸売・小売業(36,714店)飲食店,宿泊業(20,589店)ある。
約5万6千店もあるお店の中からそのお店を選ぶ理由は何なんだろう?

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某情報誌が2008年に行った読者モニターアンケートによると飲食店を選ぶ際に重視するポイントは
1.自宅から近い
2.子供連れでも行きやすい
3.サービス内容が良い
4.料金が他より安い
5.フードメニューが豊富
6.お店がきれい
7.駐車場があるか
8.友人のクチコミ
9.長時間 落ち着けそう
10.食品の安全性
(回答者514人※20~50代の高校生以下の子どもをお持ちの女性)
となっている。

立地(1.自宅から近い、7.駐車場があるか)
これは飲食店に限らず行動決定要素の一番重要なポイントである。
お店を作る場合に一番気にしなければならないのがこの「立地」である。

サービス(3.サービス内容が良い、4.料金が他より安い、5.フードメニューが豊富、10.食品の安全性)
お店を出るときにいかに気持ちいい状態でいられるかがこの要素になる。
この要素でマイナスの印象を残すと、リピーターにはならない。

環境(2.子供連れでも行きやすい、6.お店がきれい、9.長時間落ち着けそう)
同じような立地、サービスのときの選択基準。
ファミレスなどではこの要素の違いで繁盛しているお店とそうでないお店が分かれる。

広告(8.友人のクチコミ)
初めて行った土地や、新たなお気に入りのお店を探す際に重要となる要素。
最近注目を浴びている要素で、口コミ、チラシ、CMなどがあり、顧客の新規開拓には欠かせない。


集客の面から見ると4要素のうち、「立地」は余程のことがない限り変わらない。(道路拡張や区画整理以外は)
「サービス」と「環境」はお店にかかわる内部的要因なので指導や教育などでクオリティーを維持出来るようにする。

「広告」はITを積極的に使うことで集客を上げる可能性がある。

では、どの様にITを使っていけばいいのか、今後、具体的に検証していく。

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